13歳治療開始 治療期間 7年
患者さん子供のはぎしり相談があって、僕の説明を本当に理解してくれたので投稿することにした。
15歳くらいになると
お子様の歯並びが気になるよね。
特に、ギリギリ夜中にはぎしりの音がうるさい場合。
歯並びが悪いのかな?咬みあわせが悪いのかな?
歯が割れたり歯周病になったりして将来歯でとっても苦労しないかな?
あのはぎしりの破壊的な嫌な音は、本当にいやだよね。
遺伝かしら?そういえば父も・・・歯で苦労したし
なぜか子供に申し訳ない気持ちになってしまうよね、、、、
そんな時
早くキレイに治してあげたいと思う気持ちは十分分かる。
そして、はぎしりはすべてのお口のトラブルの元だから
破壊的な音はまさに破壊してる。
でもね、
もともとはぎしりとはストレスを解消するためにすべての人が
夜、ノンレム睡眠の入り口でおこなっているんだ。
そして、下あごの位置がずれていると、はぎしりの音が大きくなることが分かっている。
だから
下あごの位置が適正な位置にくれば、はぎしりの音は小さくなるんだ。
もう一度言います。はぎしりは、夜中、全員がやっている生理現象なんだ。
だから
下あごの位置を正しい位置に持ってくる、咬みあわせ矯正が必要なんだ。
抜歯で2,3年で終わる歯並び矯正では、下あごの位置は正しい位置には
こない。
下あごをゆっくりゆっくり動かすんだから、7年くらいは
必要になる。写真は実際の症例だ。
ここんとこを理解してほしい。