笹尾歯科医院・ササオインプラントセンターが大きな指針の一つとして取り組んでいるのが「オーストリア咬合学」というかみ合わせ治療です。ウィーン大学元教授スラバチェック医師の理論であり、今や世界的な咬合理論として知られています。
すべての人は寝ている間にストレスマネジメントとしてはぎしり・くいしばりを行う。という理論であります。ストレスマネジメントとはストレスを解消するという意味であります、歯は咀嚼・発音・姿勢維持の機能のほかに、精神の安定を保つという他の組織にはない特別な機能を持っているのです。
夜間のはぎしり(スリープブラキシズム)は心が壊れるのを防ぐ大切な行為、ただし、そのかわりに歯が壊れていくのです。とても分かりやすい、納得のいく理論です。バランスの取れていない歯ぎしりは、夜間に過度な側方運動として歯に加わり、ヒビを生じさせ、知覚過敏・歯周病・虫歯・歯の欠損を引き起こします。
歯が壊れない、しかしストレスマネージメントができるギリギリの咬合治療を行うと歯が壊れるリスクが圧倒的に少なくなっていきます。
単にインプラントを埋入すること、歯の治療をすることだけでなく かみ合わせ治療 歯周病治療 がとても大事な治療で、これを包括的歯科治療と呼び笹尾歯科医院・ササオインプラントセンターではずっと取り組んでいます。
主な検査
CADIAX(キャディアックス)
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3次元測定:
顎の動きを前後左右、上下の3次元で捉え、詳細な情報を得ることができます.
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リアルタイム表示:
顎の動きをリアルタイムで画面に表示し、変化を把握できます.
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咬合器への応用:
測定データに基づいて、咬合器の設定や補綴物の製作に活用できます.
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顎関節症診断:
顎関節症の症状の原因を特定し、適切な治療計画を立てるのに役立ちます.
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矯正治療への応用:
矯正治療における顎の動きの変化を把握し、治療効果の確認や治療計画の立案に役立てられます.
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顎関節症の診断と治療:
顎関節の痛み、開口障害、顎の鳴きなどの症状の原因を特定し、治療計画を立てる.
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矯正治療:
顎の動きを考慮した矯正治療計画の立案や、治療効果の確認.
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補綴治療:
顎の動きに合った精度の高い補綴物(人工の歯)の製作.
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その他:
噛み合わせの不調和、歯ぎしり、食いしばりなどの診断と治療.
セファロ分析
下顎の位置のズレを把握します