笹尾歯科医院・ササオインプラントセンターが大きな指針の一つとして取り組んでいるのが「オーストリア咬合学」というかみ合わせ治療です。ウィーン大学元教授スラバチェック医師の理論であり、今や世界的な咬合理論として知られています。
すべての人は寝ている間にストレスマネジメントとしてはぎしり・くいしばりを行う。という理論であります。ストレスマネジメントとはストレスを解消するという意味であります、歯は咀嚼・発音・姿勢維持の機能のほかに、精神の安定を保つという他の組織にはない特別な機能を持っているのです。
夜間のはぎしり(スリープブラキシズム)は心が壊れるのを防ぐ大切な行為、ただし、そのかわりに歯が壊れていくのです。とても分かりやすい、納得のいく理論です。
歯が壊れない、しかしストレスマネージメントができるギリギリの咬合治療を行うと歯が壊れるリスクが圧倒的に少なくなっていきます。
バランスの取れていない歯ぎしりは、夜間に過度な側方運動として歯に加わり、ヒビを生じさせ、知覚過敏・歯周病・虫歯・歯の欠損を引き起こします。
単にインプラントを埋入すること、歯の治療をすることだけでなく かみ合わせ治療 歯周病治療 がとても大事な治療で、これを包括的歯科治療と呼び笹尾歯科医院・ササオインプラントセンターではずっと取り組んでいます。
公認インプラント・インストラクターです
院長プロフィール
院長 笹尾道昭
1966年生まれ 大分県出身
1992年 九州歯科大学卒業
1995年 笹尾歯科医院開業
2003年 歯学博士拝領
2003年 オーストリア咬合学スラバチェック教授に師事
2004年 日本大学歯学部兼任講師就任
2005年 デンツプライ賞受賞
2007年 インプラント再建歯学研究会常任理事就任
略歴
歯学博士・日本大学歯学部講師・
インプラント再建歯学研究会常任理事
オーストリア大学咬合学マスターコース
日本口腔インプラント学会専門医
日本歯周病学会・日本顎咬合学会・日本口腔疼痛学会・日本歯科理工学会
ピエールフォシャールアカデミー 国際歯学会 日本部会
著書
歯の気持ち: 笹尾ブランドのコンセプトや生い立ちが分かります 2005年amazon
Boys Be GODHAND: 笹尾が指導している歯科医師たちのために書いた心構え 2019年amazon
論文:「侵襲の少ない上顎洞底挙上術を目的としたラテラルスリット法」
インプラントジャーナル78号論文掲載・2019年6月10日発刊・ゼニス出版
論文:「プラトンインプラントシステムを用いた新しい手術法ー確実で低侵襲な上顎洞挙上術を目的としたラテラルスリット法」YEARBOOK2020掲載・2020年4月発刊・クイッテッセンス出版
業績目録
1.Evaluation of Bone Formation by 3D X-ray Micro-focus CT and 3D FEA
Yasumasa Fukase , Michiaki Sasao , Masahiro Kaketani
Dental Materials Journal
DMJ2006-150 掲載
1.インプラントを用いた,クローズドロック症例咬合再構成へのアプローチ
笹尾道昭,深瀬康公,西山實
平成15年度日本口腔インプラント学会関東甲信越支部 第23回学術大会
平成15年10月18日・19日 東京都
2.残存歯のあるフルマウスインプラント症例の包括的治療
笹尾道昭,深瀬康公,西山實
平成16年度日本口腔インプラント学会 第34回学術大会
平成16年 9月24日-26日 大阪
3.三次元X線マイクロフォーカスCTを用いた骨新生の評価9.
三次元有限要素法による上顎洞口蓋骨の力学的検討
笹尾道昭,深瀬康公,西山實
平成17年度日本口腔インプラント学会 第35回学術大会
平成17年 9月16日-18日 弘前市 デンツプライ賞受賞
4.三次元マイクロフォーカスCTを用いた骨新生の評価10.
非破壊的・非侵襲的手法による力学的シュミレーションと検討
笹尾道昭,深瀬康公
平成17年度日本口腔インプラント学会関東甲信越支部 第25回学術大会
平成17年11月26日・27日 東京都
5.インプラント破壊因子に関する臨床的研究1.
スリープブラキシズムの回数とブラキシズムエフェクトナンバーとの関係について
笹尾道昭,深瀬康公,古藤加奈子
平成18年度日本口腔インプラント学会 第36回学術大会
平成18年 9月15日-17日 新潟市
6.三次元X線マイクロフォーカスCTによる新生骨生成の評価12.
有限要素法によるインプラント植立条件の力学的シュミレーション
深瀬康公,笹尾道昭,古藤加奈子
平成18年度日本口腔インプラント学会 第36回学術大会
平成18年 9月15日-17日 新潟市
7. 三次元X線マイクロフォーカスCTをもちいた骨新生の評価16.
三次元有限要素法によるサイナスリフト造成骨の力学的検討
笹尾道昭,深瀬康公,藤井俊治, 米山隆之
平成19年度日本口腔インプラント学会 第37回学術大会
平成19年 9月14日-16日 熊本市
8.インプラント体として用いられるα+β型およびβ型チタン合金の力学的性質
笹尾道昭,宮澤 誠,掛谷昌宏,米山隆之
平成20年度日本口腔インプラント学会 第38回学術大会
平成20年 9月12日-14日 東京都
9.3次元マイクロフォーカスCTをもちいたボクセル積分法による インプラント体周囲骨量の検討
笹尾道昭,志賀泰昭
平成21年度日本口腔インプラント学会第29回関東甲信越支部大会
平成21年 8月22日・23日 東京都
10.三次元X線マイクロフォーカスCTをもちいたボクセル積分法による上顎洞
蓋側骨インプラント体の周囲骨量の検討
笹尾道昭,吾妻由規,掛谷 昌宏,米山 隆之
平成21年度日本口腔インプラント学会 第39回学術大会
平成21年 9月25日-27日 大阪府
11.上顎切歯舌側における動脈の存在に関する報告
笹尾道昭,下村知子,上島潤一,三上千明,米山隆之
平成22年度日本口腔インプラント学会 第40回学術大会
平成22年 9月17日-19日 札幌市
12.インプラントをもちいた包括的審美歯科治療
オーストリア咬合学をもちいた咬合再構築
笹尾道昭,上島潤一,三上千明,広野敬,定永健男
平成23年度日本口腔インプラント学会 第41回学術大会
平成23年 9月16日-18日 名古屋市
13.メインテナンスの間隔の差がインプラント治療の予後に与える影響に関しての報告
笹尾道昭,和田猛,上島潤一,三上千明,米山隆之
平成24年度日本口腔インプラント学会 第42回学術大会
平成24年 9月21日-23日 大阪市
14.前歯部フレアーアウト症例に対してオーストリア咬合学を用いて包括的審美歯科治療を行った一症例
笹尾道昭,和田猛,長藤愛美,和田美佐子,田中智子
平成30年度日本口腔インプラント学会 第48回学術大会
平成30年 9月14日-16日 大阪市
15.メインテナンス無断キャンセル率改善を目的とした当該患者データの追跡(AI的アプローチ)
長藤愛美,和田美佐子,田中智子,和田猛,笹尾道昭
平成30年度日本口腔インプラント学会 第48回学術大会
平成30年 9月14日-16日 大阪市
16. 海外発表 (フランス・ニース)
Full mouse Implant Treatment
笹尾道昭
iAAID : Biomechanical incidence of (dys)function
France Nice 2010 30 September ,1-2 October
17.侵襲の少ない上顎洞挙上術を目的としたラテラルスリット法の報告
笹尾道昭,角掛綺海,和田猛,和田美佐子,清水誠二
令和6年度日本口腔インプラント学会 第54回学術大会
2024年 11月1日-3日 京都府