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香川うどんと村上水軍と私 しまなみ海道

テレビで1万人選ぶチェーン店麺ランキングを放映していました。圧倒的な強さを見せた関西のうどんや麺類。私が東京に来た20数年前には、関西うどんを提供する店は殆どなく、まさか東京で讃岐うどんがこんなにも愛される時代が来るなんて思ってもみませんでした。また、東京とんこつの流行が終わりつつあるんだなぁと感じました。友人で患者さんのA氏は東京展開に見切りをつけ、ラーメンビジネスをタイで展開中で、成功しつつあります。やはり、先見の明のある人はちがうな。

さて、愛媛・香川に行くなら、私が絶対おすすめの讃岐うどんのおはなしです。しかも2店舗のみ。

その前に私のルーツのお話です。

私の祖先は、四国の大三島(おおみしま)出身です。村上水軍という海賊なのです。

しまなみ海道

とってもきれいでしょ。夕日の沈むしまなみ海道はまさしく浮世絵の世界、私の最も好きな景色です。初めて見たときは、なぜかポロポロと涙が止まりませんでした。村上水軍が戦を終え無事に帰郷したときに静かに浮かぶこの素晴らしい島々を見て涙したかのように、私の中のDNAが共感したのか、それぐらい絶景で感動的な景色です。

私の父の実家は竹内旅館といい、戦後駅前の木造3階建ての旅館として有名でした。そこに、武具甲冑があり、竹内は大三島村上水軍の流れなんだよ。と、父に教わっていました。

村上水軍美術館で語り部が「村上水軍は大分にわたり、〇〇家、○○家、竹内家、になりました」という語りをしました。その瞬間、私の身体の奥底から電気が流れました!素晴らしい感動でした。ルーツを訪ねる旅って良いものです。

しまなみ海道は正式名称・西瀬戸自動車道(にしせとじどうしゃどう)、本州四国連絡道路の尾道・今治ルートを成す道路です。大三島はこのルートの中にある小さなしま。鉄道もバスもありますが、やはり車がお勧め、特に夕日の時間に尾道から出発することをお勧めします。

大島 村上水軍博物館も見ごたえがありますが、大三島 大山祇(おおやまつみ)神社海事美術館・宝物館には日本全国の武具甲冑のなんと8割が展示してあります。8割ですよ!ほとんが村上水軍の末裔の寄進なのです、日ごろは漁師、戦の時にはその時々の政権に加担しながら海賊として暗躍した村上水軍。その実力が想像できます。

村上水軍博物館・大山祇神社海事美術館
是非行ってみてください

さて私の香川に行ったら絶対にいってほしい お勧めうどん2店舗

道久製麺所

道久製麺所うどん

玉売りのみのお店です。店内で召し上がりたい場合は丼、箸、だし等をご持参ください。

静かな住宅街の一角にある「道久製麺所」には、いすやテーブルもなければメニューもなし。50年以上、卸しと玉売りだけに全力を注いできた正真正銘の製麺所。2代目の道久博さん・幸子さんの手により、黄色味を帯びた艶やかな麺が次々とせいろに並べられていきます。
実は丼などを持参すれば、一日1時間半だけこの出来立て麺をたった75円で堪能できるのです。冷たい・温いをチョイスできるので、今回は冷たい麺をしょうゆ味でシンプルに。うわさに聞いていたコシの強さは想像以上。「家に持ち帰って食べるのを念頭に置いた麺だからね。でもやはり、出来立てが一番でしょ」と幸子さん。
塩味オンリーの麺は、どんな味付けとも相性抜群。手作りしたマイだしや天ぷらと楽しむ人がいれば、カセットコンロ持参でレトルトのカレーやパスタソースをかける人、釜あげ麺に玉子を絡める人など十人十色です。(HPより)

ものすごく歯ごたえがあります。讃岐うどんの醍醐味は麺の美味しさとこし。打ち立てゆでたての本物讃岐うどんは歯がしっかりしていないと咬みきれないぐらい硬い。製麺所でお店に運ぶ前に食す。味も歯ごたえも白身のコリコリとした魚に似ています。

歯がしっかりとしていなければ絶対に咬みきれません 小75円!

道久製麺所

 

出汁も楽しみたい人には

なかむら

自分で畑からネギを取ってきて自分で切る。というスタイルで有名になりました。

伝説のうどんやなかむらでは、かけうどんとぶっかけうどん2杯いただきましょー。

道久製麺所で小70円1杯 なかむらで小210円2杯 計490円です。なんて安いんでしょう。おなか一杯です。麺は小を頼んだ方がいいです。小でも東京サイズの1.5倍量ですから、中だと3倍なってしまいます。3杯だと9杯食べたことなっちゃいます。ぜひ小で。

画像お借りしましたこのブログはとても香川うどんのことを正しく伝えています・ →  ヨッ センス

ぜひぜひ インプラントでコシのありすぎる香川うどんを咬みきってくださいね。

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